40代 でも妊娠できる=誰でも授かるわけではない

妊活/不妊治療

こんにちは、UOです。
みなさまは、 40代 での出産と聞くと、どのように感じられますでしょうか?

この質問に対して、
・今の時代ではよく聞く話
・親戚にも40代で出産した人がいる
・自分もそのくらいのタイミングで子供を授かれれば良いと思っている
…etc
今更何を言っているんだと思われるかもしれません。

実際、芸能界の中でも40代で出産をされている方もいますよね。

「あのひとも子供授かってるし、私も大丈夫」と思っている方、将来後悔しないために、一度人生設計を見直されることをお勧めします。

流産と染色体異常」の記事でも触れているように、年齢が上がっていくほど、染色体異常による不妊/流産により、妊娠~出産に至る可能性は統計的に減っていきます。

また、染色体異常の他にも、以下のような妊娠の確率を下げてしまう要因が出てきます。
※私の知識の範囲で記載しています。他にもあるかもしれません。

  • 生殖補助医療(体外受精/顕微授精)を行おうとしても、採取できる卵子の数が少なくなってしまう
  • 子宮筋腫ができやすくなったり、筋腫のせいで妊娠できないといった問題が発生したりする
    • 筋腫の手術を行ったことにより、長期間妊活できなくなる
    • より時間がかかり、妊娠の可能性が減っていくという、負の連鎖
  • そもそも40代まで健康でいられる保証はどこにもない
    • 子宮や卵巣のがんにかかってしまうリスクもある

正確なデータを持ち合わせてはいませんが、そもそも妊娠に至りづらい、妊娠しても50%は流産の可能性がある、ということから、子供を望んだとして、果たして何%の人が出産に至ることができるのか、ということを考える必要があると思います。

厳しいことを書いているようですが、全ての子供を望む人が将来後悔しないよう、本記事のような内容を留意しつつ人生設計することが当たり前の世の中になれば良いなと切望しております。

本記事で読者にお伝えしたいこと

将来子供が欲しいと思っている方へ

この記事をきっかけに、40代での妊娠/出産を当たり前のことと思わずに、自分の将来について考えてもらえれば幸いです。

妊活中の方、これから妊活を始められる方へ

今回の記事では40代での妊娠/出産についてフォーカスしていますが、早ければ早いにこしたことはありません。
早めに妊活のための外来を受診されることをお勧めします。

どこの病院に行ったら良いのかよくわからないという方は、こちらの記事を参考にして頂ければと思います。

体外受精までステップアップされている方へ

ステップアップ治療をされている方にはこの記事の内容でお役に立てたか分かりませんが、何かに気づくきっかけになっていたら幸いです。

今日の1枚

キャットタワーでお休み中の女の子です。
肉球のピンク色がキュートで、お気に入りの1枚です。

U.O

30代のサラリーマン♂です。
妻と共に2人で妊活/不妊治療を経験し、幸い娘を授りましたが、それとともに妊活/不妊治療の過酷さを知りました。
できるだけ多くの人に、妊活/不妊治療のリアルを知ってほしいという気持ちから、ブログを始めています。

妊活/不妊治療のほかにも幅広いジャンルの話題を書いていきますが、訪れた方(特に将来子供が欲しいと思っている方)には、是非妊活や不妊治療についての記事も、是非ご一読ください。
そして、将来の人生設計について考えるきっかけになりましたら幸いです。

プロフィール画像は、飼い猫ちゃんの写真です。

少しプログラムについての心得があります。
Wordpress の改造をしながら、何かできないかをトライしていこうと思います!

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学校では教えてくれない アラサー会社員U.Oの実体験記

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