こんにちは、U.Oです。
今回は、妊活や不妊治療についての教育について考えてみた記事です。
私たち(1990年代生まれ)は、中学生の保健体育から性についての教育が始まりました。
そこで教わった内容というのは、正直言ってほとんど覚えていません。
教科書をなぞり、テストの点数を取るために、生殖器や生理現象の名前を覚えるだけの科目となっていました。
自分たちがアラサーから妊活を開始した経験をもとに思うことは、
望まない妊娠を避けるために避妊をすることと同じように、
望んでも妊娠できない状況に誰しもがなり得ることをより多くの知ってほしい
教育現場でも教えてあげてほしい
ということです。
前者は、教育の現場だけではなく、広義に言われることが多いことだと思います。
しかしながら、後者は
・なかなか教えてくれる人/場は少なく、自分自身が妊活をスタートしたときに知るケースが多い
・気づいた時にはすでに妊娠しづらい状況になっている
…と、重要なことなはずなのに、世の中での認知や扱いが薄いのではないかと思います。
「若いうちの方が妊娠しやすい」と、一言でいうのは簡単なことですが、将来子供が欲しい人たちにとって、これほど重要なことはありません。
年齢を重ねるによって妊娠が難しくなることについては以下の記事でも触れていますので、一度読んでみて頂けますと幸いです。
・流産と染色体異常
・40代でも妊娠できる=誰でも授かるわけではない
もし、このブログを読んでいる方の中に教育に携わる方がいらして、本記事の内容について共感してくださるようであれば、より多くの若い人にもこれらの情報が伝えていって頂けますと幸いです。
本記事で読者にお伝えしたいこと
将来子供が欲しいと思っている方へ
まずは、「今の時代は30代40代での出産も当たり前のこと」とは思わずに、将来について考えてみることが重要だと思います。
やりたい仕事がある、子供は欲しいけど状況的に今は無理、という方もいらっしゃるとは思いますが、時間が経てば経つほど子供を授かれる確率は低くなるということは、覚えておいて頂けると幸いです。
妊活中の方、これから妊活を始められる方へ
妊活について、お役に立てるようにこれからも発信していきますので、これからもよろしくお願いいたします。
体外受精までステップアップされている方へ
ステップアップ治療をされている方の中には、私たちと同じように思われている方もいるかもしれません。
ステップアップ治療の辛さは痛いほど分かります。。
今回の記事で書いたように、教育の現場で教えてくれていれば、今治療をされている方の苦しみは生まれなかったかもしれません。
今はご自身のことで精いっぱいだと思います。
パートナーと共に苦難を乗り越え、治療が成功されるように願っております。
どうか、お身体には気を付けてください。
今日の1枚
肉球をアップにしてみました。
放っておくと、この周りも毛がボーボーに生えてきます。
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